とっても基本的なお魚の煮付けです
Dr.つるかめキッチン のお弁当、7日目の10食目。メニューは「サワラの煮付け弁当」です。
サワラは、栄養素的にカリウムを豊富に含むので、高血圧症状の方に勧められ、尾に近い部位の方が美味ともされています。日本では古くから冠婚葬祭に用いられ、懐石料理にも欠かせない魚です。
今回管理人は、家族で同時に食べて、私は「若鶏の利休焼き弁当」をいただき、母はこちらの「サワラの煮付け弁当」をいただきました。お魚は3度目です。基本的なお魚の煮付け。以下レポートです。
サワラの煮付け弁当
【サワラの煮付け】
さわら、小松菜
【切り昆布としめじの煮物】
ぶなしめじ、油揚げ、昆布、
【豆腐のゆずあんかけ】
豆腐、しめじ、えのきだけ、ゆず
【ニラと豚肉の味噌炒め】
緑豆もやし、赤ピーマン、豚肉、にら、しょうが、黒胡椒
【消費期限】2021年2月12日
【カロリー】254kcal
【食塩】1.9g
追加したのはツナとにんじん・パプリカのサラダ、ごはん、大根・えのき・かぶの葉お味噌汁です。
【ニラと豚肉の味噌炒め】
比較的、パンチのある味わいでした。ニラと緑豆もやしが中心で、細かい豚肉が味噌味とからんで、ごはんのすすむおいしさです。
同じメニュー内のさわらやお豆腐が、ふんわりとした味わいなので、この1点でメリハリが生まれ、味に広がりを感じるように思いました。
【サワラの煮付け】
ふっくらとした、やさしい味の白身魚の煮魚です。疲れた身体もほっと和む優しい味わいです。
お魚そのものも良質で、また、いつもどおり完璧な骨抜きでした。
準備をしていた時は、身を小さく感じたのですが、母に尋ねてみると、「骨が全くない状態で、魚の身そのものを味わうせいか、満足度は高い」とのことでした。
味付けは、しょうゆとみりんと生姜で、自宅でつくる家庭の味に近い印象でした。かなりはっきりした味付けに感じましたが塩分は1.9g。もちろん2.0g以内に抑えられています。小松菜が添えられていて、こちらは薄味。おひたしのように楽しむ事ができます。
また、同じタイミングで「若鶏の利休焼き弁当」をいただいたのですが、こちらの方が全体的に「渋め」の「あっさり」味覚のような感じがしました。
もっとも、母は全く気にならなかったみたいなので、、このあたりは世代間の好みもあるかもしれません。
【切り昆布としめじの煮物】
薄味の、ねばりのない松前漬けのような感じでした。しめじとえのきが、醤油味で和えられています。
ねばりは全くなく、さっくりとした感じです。今までだったら、さらにお醤油をつけてしまいそうな味付けですが、必要なくなっている事に気がつきました。減塩が板についてきたのかもしれません。
独特な風味もあり、原材料を確認すると、ナンプラー(魚醤)と記されていました。単調にならないよう、調味料にも配慮されているのだなと感じました。
【豆腐のゆずあんかけ】
卵豆腐のような、つるんとした味わいのお豆腐に、ゆず風味のきいた出汁がおいしいです。
控えめですがえのき、しめじも入っていて、独特なとろみが生まれています。このパートは小さいのですが、いつも箸休めに楽しいメニューが入っています。他ではあまり食べたことのない、創作料理的なおいしさです。
まとめ
つるかめキッチンのお魚は今回で3度目でしたが、やはり、和食&お魚料理が好きな人に特におすすめだと感じました。
また、塩分は1.9gに抑えられているとのことで、改めて驚きました。自分で作ったら一つのおかずにその量を使ってしまいそうです。また、薄味も全く問題なく馴染んできている事に気がつき、嬉しく思いました。
Dr.つるかめキッチン以外の時の食事も、引き続き、減塩傾向で食べてゆきたいと感じました。