【最速・無駄なし・簡単調理】冷凍保存と浅漬け
野菜を丸ごと購入したものの、使い切ることが難しい!と感じられたことはないでしょうか?
あるいは、「野菜を食べたいけれど、下ごしらえや片付けが面倒!」という時など。
もし少しでもそう感じられるなら、ダイレクトフリージングと浅漬けは大変おすすめです。
【ダイレクトフリージング】新鮮なうちに、野菜を冷凍保存
感覚としては、新鮮なうちに自分でカット野菜を作り、冷凍するイメージです。最初の手間は面倒ですが、その後は下ごしらえもゴミ処理も一度ですむので、以降の台所作業から一気に解放されます。
また、野菜そのものを冷凍にした方が、作り置きの冷凍より、味も鮮度も高く、レパートリーも広がります。コロナ禍ではお使いにも行きずらいので、野菜を無駄なくストックできる事は、本当に大きな魅力です。
カット野菜の長所≒冷凍野菜を作るメリット
下記、カット野菜の長所です。そのまま【冷凍野菜が手元にあるメリット】だと感じます。
- 買ってすぐ使える
- 下ごしらえがいらない
- ゴミが出ない
- 必要な野菜を、必要な量で使える
- 腐らせることがない
- 腐らせた時の罪悪感がない
- ロスがないので環境にも優しい
冷凍の際は、少しこつが必要ですが、葉っぱ類でも果物でも可能です。特に果物は、スムージーを作る際の氷がわりとなり、おいしくひんやり楽しめます。冬場には、旬だけれど食べ切れないみかんが大量保存可能です。
一方デメリットは
- 準備が大変
- 水滴を取ることが特に大変
- 冷凍庫の機能・スペース・使い方に左右される
- アイテムによって向き不向きがある
準備は確かに大変です。けれど、上記の例のように、メリットの方が大きく、多岐にわたります。
「食材を切る。洗う。片付ける。」からの解放
例えば、「お湯を沸かして出汁を入れる。冷凍野菜を投入。味噌で調整。」このステップだけで、具だくさんのお味噌汁がつくれます。
お味噌をだしの素にすればうどんに、コンソメにすれば朝のスープなども、爆速の完成です。
その他のレシピとして、野菜炒め、つけあわせ、シチュー&カレー、その他いろいろなアレンジが広がりますね。冷凍保存を始められると、料理は作ることより【食材を切る、洗う、片付ける】が厄介だったと感じられると思います。
ネギ、にんにく、生姜も、あると本当に便利
また、ネギやにんにく、生姜などは、欲しいのは少量ですが、切った後の包丁やまな板では、匂いが強く、りんごを切れなくなります。そのため、作業が中断して、丁寧に洗う事や管理が必要です。玉ねぎの場合は量も多く、なおさらです。
そんな時でも、冷凍ストックがあればさっと取り出して完了するので本当に便利です。薬味なので、切りたての方がフレッシュな味や香りを楽しめますが、臨機応変に使い分ければ、気になるほどではないかと思います。
ポイントは「水滴をとり」「急速冷凍」「新鮮なうちに」つくること
カット野菜も、冷凍野菜も、お店で売っています。ですが、毎日の事となると割高感があります。
自分の好みや調理の傾向によっても必要度合いが変化します。すでに切られたものはその時点で鮮度も落ちています。
そのため、野菜は買ってきたら、すぐに食べられそうな量は通常どおり冷蔵をして、食べきれない残りを冷凍対応すれば、鮮度と簡易さを両立できます。
冷凍保存のポイントは、とにかく「水滴をとる」「急速冷凍」「新鮮なうち」につくること。
そのため、【野菜は痛み始めてからではなく、買ってきてすぐ、新鮮なうちに冷凍保存】がベストです。
水滴を取る理由は、おいしさの為もありますが、凍った時に大きな塊になり、利用しづらくなることを防ぐ目的もあります。
初心者の方にオススメなのは
素材
初心者の方は、準備が簡単な順では、「にんじん、だいこん、ねぎ、玉ねぎ」の順でおすすめです。
ストックがあると助かる順では「玉ねぎ、ねぎ、だいこん、にんじん」です。
支度の「大変さと助けられる度合い」は残念ですが、、、トレードオフです。^^;
入れ物や容器について | 匂いが気になる場合は袋を二重にしても◎
タッパーなども良いのですが、ジップロックなど、フリーザーバックの利用がおすすめです。
玉ねぎなど、匂いが気になる場合は二重にしても良いと思います。
タッパーでも可能ですが、冷凍庫のスペースは限られており、収納の際にテトリス状態に。。
フリーザーバッグの方が、たたんだりマチを作ったり変形しやすく、柔軟に対応できると思います。
ビニール袋は乾燥しやすいのでお勧めできません。
有効期限は?
個人差がありますし、私自身、その前に使い切ってしまうのでなんとも言えないのですが、、、
三週間ぐらいはいける?のではと思います。
余談ですが、一人暮らしなら買ってきたカット野菜そのものを冷凍してしまう!というのも手だと感じました。
(冷凍には向き不向きがあるので、くれぐれもご注意くださいね。)
かぶと大根の葉は浅漬けに
また、かぶと大根についている茎のような、葉のような部分は、それぞれ浅漬けと冷凍と分けて活用すると多方面で活躍します。
茎を中心とした部分は浅漬けに
葉の部分:茎は1:3位 寝かせると落ち着きます
茎の部分のみを細かく千切りにして、顆粒の浅漬けの素を振りかけます。なければ、少しだけ塩を加え、よくまぜてから冷蔵庫で寝かせます。塩分は本当に少量、足りなければテーブルで足すくらいで十分です。
可能であれば、ごく少量の生姜を入れると最高です。
味付けは用途によってもコントロールしてください。
お漬物のような感覚でも、かなり少量の塩分でもOKです。
サラダの上に添えたり、麺類の上にのせるような(すでに味があるものと一緒に利用する)場合は、さらに薄味で良いと感じます。
浅漬けの素は、塩でも一般的な顆粒でも液体のタイプでも何でも大丈夫です。液体のタイプの方が早く馴染み、作りやすいメリットがありますが、管理の際に場所をとり消費期限が短い傾向にあります。顆粒タイプは、場所をとらずに長期保管できます。
お好みによって、しそやゆずの味をプラスしても素敵です。
葉が中心の部分は、冷凍保存
葉が中心の部分は、水気をしっかりとって、冷凍保存がオススメです。
先に洗って下ごしらえをしてあるので、そのままお味噌汁に入れたり、炒め物に入れたり、活用の幅は広いです。
一度に食べきれないねぎや葉物などはあると本当に便利です。
利用時のポイントは、「冷凍のまま一気に加熱」がおいしさの秘訣です。
まとめ
ダイレクトフリージングは、向くものと向かないもの、加熱をしてからの方がおいしいもの、等があります。
あるいは、定番料理、スープやお味噌汁向け、時短調理用のように、用途によっておすすめの切り方も変化します。今回は駆け足でご紹介してしまいましたが、次回も引き続き、順をおってご紹介できたらと思います。
この記事によって、あなたの健康や食生活がますます豊かになりますことを、心から願っています。